白山は温泉・食の宝庫

私たちが住まいする白山の麓では、様々な文化が受け継がれています。
”山からのいただきものをありがたくいただき感謝する”
という、当たり前のことを思い出させてくれます。
忙しい現代人にとって、大自然に抱かれて過ごす
癒しの時間と向き合える旅が一番の贅沢なのかもしれません。

日本三名山のひとつ、霊峰白山

古くから信仰の対象とされ、夏でも残雪を纏う真っ白な雄姿は見る人の心を癒してくれます。

豪雪地帯という厳しい自然環境の中、素朴な文化を育んできました。
山菜料理や堅豆腐、そばや川魚など、スローフードの極みともいえる独特の食文化。

良質な温泉と土地の美味を楽しむ、白山麓の湯治文化。 先人の知恵が息づく、たくましくも美しい山麓の文化は、人と山の自然が共に手を結び育んで今日をむかえております。

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白山報恩講料理

食の文化では代表的な伝統料理に「白山報恩講料理」があります。

報恩講は、親鸞聖人の命日に営まれる法要です。
普段は質素な食事なのですがこのときだけは食べられることのできることを感謝しご馳走づくりに力を注ぎました。

豆腐の煮物や山菜の煮物、酢の物、クルミ和えや胡麻和え餅をついたりと大忙しです。
心を込めて作ったご馳走と白米をたくさんいただくことができるありがたい日なのです。

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このような豪勢な食事は白山信仰を心のよりどころとして、厳しい自然環境を生き抜いてきた住民たちの信仰心の篤さを物語っています。

うまい水、おいしい空気、やさしい土、やさしい心、山々のみどりすべて山からのいただきものです。
白山の麓にはこのようなありがたい心があふれています。

どうかこの、あたたかな土地にふれてありがたい食を味わってみてください。 いつの間にか笑顔になり、いつの間にか健康になっていくような日々が暮らせます。 人間は自然と共に生きている!という、嬉しい事を思い出させてくれます。

白山の温泉

白山は富士山、立山と並び、日本三名山と呼ばれております。
この白山麓には16カ所に温泉が湧き出ており、これを白山温泉郷といいます。

山岳信仰者の湯冶場

古くは奈良時代末期、白山開山の祖である僧「泰澄」が発見したという中宮温泉は、修行中の大師が湯谷川の岩かげで傷を負った 白鳩が温泉につかって癒していたことから霊泉が湧いていると発見されたと言われています。

それ以来 鳩の湯、鳩谷の湯と呼ばれ山岳信仰者たちの湯治場となりました。
中宮温泉と呼ばれるようになったのは、白山奥宮と本宮である白山比咩神社との中間にあったことから 中宮と呼ばれるようになったと言われております。

今も胃腸霊泉として癒しと健康を求めて人々が訪れております。 もうひとつ新岩間温泉は中宮温泉と山ひとつ隔てた中ノ川上流と丸石谷川の間の登山道、岩間道や楽々新道の起点にあります。 元湯は約2キロほど奥にあり深い山々と清流の川原に点々と湧いており露天風呂や足湯が楽しめます。

中宮温泉や新岩間温泉は両方とも泰澄大師の開湯と言われのちには、加賀藩家老の湯治場ともなった秘湯の湯です。 昭和53年に新しく開湯された白峰温泉は全国でも珍しい泉質で重層泉です。 「絹肌の湯」としても有名になりました。
さらにここより奥に昭和10年建築の白山温泉があります。 白山登山の砂防新道の起点となり今も親しまれている秘湯です。

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生きている白山の証

白山温泉郷は生きている白山の証しであり誇りでもある、ありがたい温泉地です。

人々が心を落ち着かせ体を癒し元気にしてくれる大きな産物であることには間違いない温泉を、これからも愛し大切にし感謝したいと思います。
白山郷の温泉以外にも白山の周辺には加賀温泉や美川温泉など数多くの温泉が有ります。 この温泉たちに逢いに来てください。

自然豊かな白山の里の温泉に入り、ホテルや旅館、民宿などでくつろぎ地元料理を味わいながら、たまには気の合った仲間や家族で 楽しい時間を過ごしましょう。

温泉も白山の人々も、皆様をお待ちしております。

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